桜と錨の海軍砲術学校新談話室
先ほど - 脇
2023/12/01 (Fri) 11:25:04
Re: 先ほど - 桜と錨
2023/12/01 (Fri) 14:05:39
脇さん、こん**は、ありがとうございます。
元練習艦の「しまゆき」(TV-3513)ですね。
それにしても、“人”が乗らなくなった船というのは哀れな姿ですねえ~ (^_^;
Re: 先ほど
- 桜と錨
2023/12/02 (Sat) 16:57:27
脇さん、こん**は。
最近はカッターもオールもFRPですから、一度型を作っておけばそこそこ需要があって売れるのでは。
ただ私などオールド・ネービーからするとやはり手作りの木製でないと、ですねえ。
平壌(へいじょう)飛行場 - 寺嶋誠也
2023/11/26 (Sun) 10:29:40
北海道の寺嶋(59歳・男性)と申します。
現在、先の大戦中の平壌(へいじょう)飛行場の事を調べております。
昔の地図のを調べたり聞き取ったりしていたのですが、なかなか分からなかったです。
ところが、このHPの「朝鮮半島の旧陸海軍航空基地」を拝見したところ、すべての疑問が解決しました。
今後、私の資料をまとめる時、(引用を明記した上で)掲載してもよろしいでしょうか?
個人的な資料(販売では無いです)となる予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
Re: 平壌(へいじょう)飛行場 - 桜と錨
2023/11/26 (Sun) 12:52:18
寺嶋誠也 さん、初めまして。
私は旧陸軍関係はやっておりませんので、当該サイト記事でも旧陸軍の航空基地は画像4枚だけにしております。 これで宜しければどうぞお使いください。
Re: 平壌(へいじょう)飛行場 - 寺嶋誠也
2023/11/26 (Sun) 13:39:43
どうもありがとうございました。
私の亡き父が平壌飛行場で訓練したことが分かり、最近調べています。
父の残したメモに符合します。
(以下メモです。すいません少し長いです)
私達が訓練する平壌飛行場は平壌の市街の北西に位置していて、飛行場の南、および北は大同江であり、南洲の南は戦史に名高い牡丹(ぼたん)台であり、北の大同江の中州になっている処が爆撃訓練場であり、中央に10米の円形にコンクリートで堅められて中心点に旗サオが立っている。
(中略)
飛行場の滑走路は北西に幅50m長さ1,000mのコンクリートが一本で、その滑走路を利用して私達は飛行訓練を行っていたので、時折、満航、中華航の旅客機が離着陸してた。特に、ATダグラス等で、また戦隊、重爆、双軽、司偵、双襲、隼、等その頃稼働している飛行機の総ての機は着陸していた。それ故、我々が訓練の間の楽しみの一つであった。
飛行場の南は日清戦争の戦史で有名な牡丹台である。
北は航空灯台のあるガミ山で、北に離陸する場合は良い目標であった。(羅針方位N10°)
(メモ終了)
平壌飛行場の大変貴重な資料をHPにて教えていただき、どうもありがとうございました。
Re: 平壌(へいじょう)飛行場 - 寺嶋誠也
2023/11/26 (Sun) 13:48:34
すいません。
続けて、飛行場の情報提供ですが、南鮮地区に、
潭陽(たんよう)飛行場があり、牧草地を転圧しただけの秘密(秘匿)飛行場だったようです。
昭和20年7月末以降、父の所属していた部隊・と号(振武)247隊、6機だけ配置です。
対馬海峡に敵機動部隊が現れたら出撃する予定だったと聞きました。出撃する機会が無いまま、終戦を迎えました。(というわけで、現在の私がいます)
この潭陽飛行場の位置を探していますが、情報がありません。
父のメモによると光州の北5~6kmとあります。確かに光州の北東には潭陽という場所があります。
何か情報がありましたら、ご教示お願いします。
どうぞよろしくお願いいたします。
Re: 平壌(へいじょう)飛行場 - 桜と錨
2023/11/26 (Sun) 18:49:21
寺嶋誠也さん
潭陽には陸軍の飛行場があり、終戦時には60x1500mの滑走路(転圧)が整備され、第203飛行場中隊、第168独立整備隊、第175野戦飛行場設定隊がいたとされていますが、どの様な航空部隊がいたのかについては不詳です。 また、米軍史料には見つかりません(呼び名が異なる?)で、正確な場所(位置)などについても判りません。
Re: 平壌(へいじょう)飛行場 - 寺嶋誠也
2023/11/26 (Sun) 21:53:23
ご返信、貴重な情報をどうもありがとうございます。
平壌(へいじょう)飛行場の情報もありがとうございました。陸軍の飛行場のことですが、詳細なことを教えてもらい感激しております。
父は亡くなってからずいぶんと経ちますが、父と同じ部隊(第13教育飛行隊、後に名称変更で第23錬成飛行隊、通称朝鮮101部隊)で訓練した方が、お元気でお話を聞く事が出来ます。
「何度かゼロ戦が着陸したのを見たことがある。頭下げて燃料を補給してもらっていた。」と聞いたことがあります。
今週のサイトの更新 - 桜と錨
2023/11/26 (Sun) 13:38:51
今週のサイトの更新として、「砲術への想い」 で連載しております私の昭和49年度の世界一周の遠洋航海での帰国までの残り、マレーシアのペナン寄港、そしてペナンから横須賀までの2つの記事を追加公開しました。
これにて13回にわたる連載は終了ですが、この後当該遠洋航海についてちょっと補足を纏めることにいたします。
なお、「砲術への想い」はこの後ミサイル護衛艦 「あさかぜ」 の艤装員、そして就役後の初代ミサイル士としての米国でのSQTについてお話ししたいと思っています。
現在では練習艦になっております 「しまかぜ」 「はたかぜ」 が退役しますと、日米からターター搭載艦が全ていなくなりますので、ターター・システムについてもその細部に触れることが可能となりますので。
因みに、ターター・システムは、とうの昔にそのミサイルであるSMー1の生産が終了しているばかりでなく、システムの維持・管理用のスペアー・パーツ類の生産や修理はもちろん、図書類の差し替えも含む技術サポートの全ても終わっています。
したがって 「しまかぜ」 「はたかぜ」 の2隻は既に実質的にミサイル護衛艦としては機能していないのですが、FCSやランチャーなどの装備機器がそのまま残っており、両艦の退役により完全にシステムが無くなります。
オーストラリア海軍の元 FFG-7 級は米海軍に合わせてとうの昔にターター・システムの運用は止め、中には前甲板のランチャーを卸した艦もある様ですが、元 FFG-7 級や元キッド級を使っている台湾海軍はどうしているんでしょうねえ。
カレー - 三郎
2023/11/16 (Thu) 20:15:14
呉の美味しいカレー 懐かしいです。
ところで、海自の「金曜カレー」このあいだテレビで(幹部が)「出港して、洋上で曜日がわかるように」なんて解説してましたがw(広報のための方便で しょうけどw)
「土日の引き」とか「金土の引き」「土曜半ドン」を知らない人が増えると、30年後には「海上自衛官は出港すると曜日を確認するためにカレーを食べてる。」って言うのが定説になりそうで恐ろしいですw
Re: カレー - 桜と錨
2023/11/17 (Fri) 14:11:43
三郎さん
航海中の曜日が判るようになら、別に金曜日でなくても良いわけですけどね。 むしろ週の始めの月曜日の方がより便利なわけで。
週休二日制になってから幹部になったような連中には、調べもせず、知りもしないでいい加減なことをでまかせで言う者がいても不思議ではないですね。
特に自分の目先の仕事だけ上手く取り繕い、こういう自分の属する組織の歴史的なものには関心のない者が多いですから。
Re: カレー - 三郎
2023/11/18 (Sat) 14:00:30
「土曜の半ドン」と言えば、(小生、練習員出身です。)海士の頃、
①「金曜日当直 舷門4直」が最高でしたねw(夜間 0400~0800まで立直して)土曜日午前中当番寝台(実際はなかなか眠られませんが^^)それが終わったら上陸w
②「土曜日の午前公用使」 午前中出発して、(総監部文書交換とか、郵便局・銀行とかはさっさとすまして、後は喫茶店とかで時間つぶしw)帰ってきたら、「上陸員上陸用意」
・・・こんな文書には残らない、当時の暮らしぶり、慣習なんかも残していかなければならいなかなと考えます。
Re: カレー - 桜と錨
2023/11/19 (Sun) 21:23:51
三郎さん、こん**は。
はい、それで昼食にはテッパンに山盛りの熱々カレーを食べて、お腹一杯になって街に繰り出す。 こう言う艦船勤務の楽しみがあってこそ、ですね。
今では金曜日の朝に訓練から戻って入港して上陸員を出すと “何で平日の朝から外出させるのか、サボりだろう!” と電話をかけてくるクレーマーに “はいはい、夕方まで仕事させてからにします” と答える制服を着た能吏の高級幹部がいるくらいですから。
Re: カレー - 三郎
2023/11/20 (Mon) 20:39:10
そうなんです。
隊が入港した時、どの艦(フネ)が最初に「上陸員上陸用意」をかけるかw 自分の艦(フネ)だったら、「やったー 勝ったー!!」(何が勝ったかわかりませんがw)船乗りってそういうものですよねww
Re: カレー - 桜と錨
2023/11/23 (Thu) 22:46:36
三郎さん
艦艇勤務の楽しさ、面白さがどんどん無くなって、普通の単なるお役所勤務のようになって来ていますね。 これでは若い人が集まらない、乗りたがらないのも無理は無いかと。
14基… - 劔
2023/11/18 (Sat) 21:21:31
こんにちは。
先日アメリカ国防安全保障協力局から日本へのトマホーク・ウェポン・システムと関連機器の対外軍事売却の可能性を承認する決定を下したとのリリースが出ました。
https://www.dsca.mil/press-media/major-arms-sales/japan-tomahawk-weapon-system
このリリースには売却の項目に【戦術トマホーク・ウェポン・コントロール・システム(TTWCS)14基】となっています。
既存のイージス艦8隻とイージスシステム搭載艦2隻で10基はわかるのですが残る4基は予備の分という意味なのでしょうか…。
最初は潜水艦の分かなと思ったのですが、それだと購入するトマホークが水上艦艇発射型のRGMだけというのも変だと感じます。
まさかイージス艦14隻体制にするのかな…と色々考えさせられるリリースでした。
Re: 14基… - 桜と錨
2023/11/19 (Sun) 21:21:19
劔さん、こん**は。
イージス・アショア代替艦の2隻はいわば“海上浮砲台”のようなものになるとされていますのでそれでも良いのでしょうが ・・・・
トマホークの運用法が今の海自で判っているとはとても思えませんし、ましてや防衛省内局の“役人達”や、それに統合運用の名を借りた陸や空がからんでくるともうムチャクチャでしょうね (^_^)
今週のサイトの更新 - 桜と錨
2023/11/19 (Sun) 13:11:52
今週のサイトの更新
今週のサイトの更新として、 先週に引き続き 「現代戦講堂」 の 「資料展示室」 コーナー中で昭和48年度の幹部候補生1課程(防大卒)用に使用されたSGのページに 「行船法」 を追加公開しました。
海上自衛隊艦船のみではなく、一般の船舶が航行する場合に執るべき基本中の基本、原則中の原則の概要について解説したものです。
ただし、いつも申し上げているとおり、元々が質の悪い藁半紙にガリ版刷りで極めて見難いものですので、整形と最小限のゴミ取りをしております。 単純作業の繰り返しでこれでもかなりの手間暇がかかりますが、この程度でも十分お読みいただけると思います。
なお、いつもどおり私が書き込んだものはそのほとんど (下線などを除き) を削除しており、基本的に元のSGの内容です。
一般の方々には船舶がどの様なことに注意を払って航行するべきなのはかなかなかネットなどではキチンと説明されたものがありませんので、興味を持っていただけるのではないかと思っております。
これをご覧いただけば、先日の護衛艦 「いなづま」 の座礁事故など、いかに幹部候補生学校でも習うほどの基本、原則が守られていなかったかがお判りいただけるでしょう。
2023/11/15 (Wed) 21:00:24
交通機関に近いといえば空自岐阜。じゅんぺいパパさんには関係ないけど川重のパパさんには別ですね
P3Cと国産機P-1、時代が違っていたら「パパ1」から情報もらってかな?いやたぶん査察官として新造機の「エンジンいい音してるねェ」とエプロンでつぶやくの関の山とか、工場内のお店で「ブルーインパルスせんべい」買って、名古屋でひつまぶし堪能してご帰還したら最高。お嬢さんには「ぴよりんチャレンジ」で爆上がりです。
基地発表の入場者数は13万8千、わが市の住民登録者に5千人足りないぐらい。一番近い名鉄の朝は朝の京急、京阪と同じ混雑具合でした
Re: 岐阜基地航空祭 - 桜と錨
2023/11/16 (Thu) 18:55:42
JANET さん、こん**は。
各務原も昔と比べると小さくなりましたね。 それでも来場者13万8千人 ? 凄いですねえ。 好きな人が多いんですね。
駅に近いということでは入間も同じようなものですね。 昔ここの外来宿舎に泊まったことがありますが、当時は岩国に比べると基地内も周りも何~にもないところでした。 今では少しは良くなったんでしょうか。
私などからすると、やはり航空基地と言うのは面白くも何ともないところですね。 航空部隊の者からするとそれが当たり前なんでしょうが。
2023/11/17 (Fri) 14:12:01
桜と錨さん
岩国にしろ入間にしろまだ都市部にあるだけましかな
鹿屋や八戸と比べたら雲泥差だと思います。
横須賀・佐世保はいいな、呉もそこそこなんでしょうけど京都の日本海の面したところにある米軍さんは貧乏くじ引いたと思ってるかも
Re: 岐阜基地航空祭 - 桜と錨
2023/11/17 (Fri) 14:17:37
JANET さん
空自の百里などいまだにピーナッツ畑の真っ只中ですもんね。
2023/11/07 (Tue) 17:22:05
先週の八尾と違い、基地司令の挨拶前に展示機(12機以上)が上ってから挨拶。目の前に国旗持った隊員もなしで衆参議員が2人づつ挨拶。ただこちらは自衛官、自衛隊の設備更新待遇改善に頑張る。な話が続き先週江田島の記念式典出席で八尾には代理人出した髭の隊長さんが出席してそういうことを力説されてました。
それと「航空学校」があり飛実団も所在なので展示機もアパッチ以外一通りいてあの空自っぽいオスプレイも展示「陸上自衛隊」とはっきり書いてあるけど、ロービジにしたらどこの部隊?となること間違えなし。
この初対面は岩国でマリンコのでしたが全然運動せず、ここで制動音を聞いたけどブーンの音の間に一斗缶を折りたんだのを叩いた音が2度鳴り響き、なんじゃこれはという感じでした。なんででしょうね?内燃機関のパパさんに聞いてみたい案件でした。
Re: 明野航空祭 - 桜と錨
2023/11/08 (Wed) 21:52:52
JANET さん、こん**は。
今度は明野ですか、忙しいですね (^_^)
明野も昔に比べると小さくなりましたね。
>制動音を聞いたけどブーンの音の間に一斗缶を折りたんだのを叩いた音が
??? 実は私は昔の開発中から米軍のビデオは沢山見てきたのですが、いまだに実際の生の音はまだ聞いたことがないんです (^_^;
2023/11/10 (Fri) 18:09:32
桜と錨さん
来年岩国でオスプレイの音を聞きに来ましょう!
といっても飛行展示するのはRWYの向こう側だろうし、日本ものだから「魔改造」済で内部は別物の可能性もありや?
いまのところは木更津ぐらいで佐賀配備はまだか、とりあえず明野はこれを見れる貴重なところでした
あと中部方面は姫路と空自岐阜、なのに阪神基地が護衛艦と潜水艦の一般公開、そして今年もやります「呉基地終業式」去年に加えて湾内クルーズも実施、そして総監の副官にカツを入れにパパさん来場は。ないですね
Re: 明野航空祭 - 桜と錨
2023/11/12 (Sun) 22:33:41
JANET さん、こん**は。
岩国ですか・・・・岩国はちょっと行くのに不便ですねえ。 とはいっても、航空基地はどこも不便ですが (^_^)
岩国は昔建て替える前の時の米軍のBOQに1週間泊まりましたが、基地の中では大変に快適だったのですが、ちょっと外に飲みに行くとなると (^_^;
今週のサイトの更新 - 桜と錨
2023/11/12 (Sun) 22:25:16
今週のサイトの更新として、 先週に引き続き 「現代戦講堂」 の 「資料展示室」 コーナー中で昭和48年度の幹部候補生1課程(防大卒)用に使用されたSGのページで、1つ追加公開しました。
もう50年も前のものですが、当時の海上自衛隊における通信の概要についてです。
この海上自衛隊における通信の概要と言うのは、現在でも海上自衛隊はもちろん他でもなかなか説明されたものがありませんので、“50年前の当時は”ということですがその概要です。
一般の方々には興味を持っていただけるのではないかと思っております。
当時は未だ海上自衛隊では秘話電話はありませんでしたし、オーセンティケーションとしての 「シャックルコード」 を使っていました。
この 「シャックルコード」 なるものをご存じの方、覚えておられる方はおられますでしょうか ?
夜間の艦橋でこれによる電話通信を求められた時は、暗い中で赤フィルターを施した懐中電灯でこれを操作するのは少々面倒でたまりませんでしたね。
また、私が初任幹部として「みねぐも」の通信士の時、第22護衛隊の隊訓練では四国沖で来る日も来る日も実艦的の対潜訓練で明け暮れました。
その様な時、訓練の節目節目で目標となって行動した我が潜水艦から 「ウキ」 の連絡が入った時には、その都度ホッとしたことを覚えております。 当時はまだまだ海自の潜水艦は “電池力の可潜艦” でしたので。
無題 - 三郎
2023/11/06 (Mon) 19:26:37
運動盤用紙 受領した時、「府中刑務所」って表記されてました。^^ でかい運動盤用紙(大運動盤とよんでました。)(射撃の時に使用するもの。)は、なぜか 江田内に入ったときに、船務科に行ってもらってましたね。
Re: 無題 - 桜と錨
2023/11/07 (Tue) 01:27:43
三郎さん、こん**は。
府中刑務所 ? それは用紙の印刷・製作を受注したのが府中刑務所 (の受刑者作業用) だったのでその表示だったのではないでしょうか ?
ともかく、運動盤用紙というのは、一般的なものの規格外の特殊なサイズ・用紙に、特殊なものを印刷しますので、外注の特別な品となり、昔から非常に高価で枚数も少ないものでしたので、そう簡単に使える (手に入る) ものではありませんでしたね。
運動盤用紙 - 桜と錨
2023/11/06 (Mon) 16:59:54
昨日、昭和48年度幹部候補生学校1課程用のSG 「運動盤解法」 をご紹介したところですが、お読みいただける方々にはやはりこれがあった方が便利でしょう。
次のところにこれの元サイズの大きなものを置きましたので、これをダウンロードしていただき、PC上でもプリントしてでも、お好きなサイズでお使いいただければと存じます。
http://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/PDF/OCS_SG/Manu_Board.jpg
海上自衛隊が艦艇などで使用しているものは、黄色の厚手の紙に印刷した方形の大きなもので、かつ特注品になりますので大変高価なものです。
したがって現役の頃は一枚を何度も書いたり消したりで、それこそボロボロになるまで使ったものです。
ただしこれはサイズ的にそのままではコピーできませんので、昔この元々の用紙を基に使用に便利なようにディジタル化したものを私用に作ってみたものです。 他ではおそらくありませんので、まあご来訪の皆さんのためにサービスに。
あとは質の良い三角定規とコンパス、デバイダーを各自でご用意いただければと。 (本来ですと井上式定規が便利なんですが、これは大きいのと少々高いので。)
今週のサイトの更新 - 桜と錨
2023/11/05 (Sun) 23:02:45
今週のサイトの更新として、 先週に引き続き 「現代戦講堂」 の 「資料展示室」 コーナー中で昭和48年度の幹部候補生1課程(防大卒)用に使用されたSGのページで、1つ追加公開しました。
洋上の艦艇における航海、戦術運動の基礎である相対運動を理解するための 「運動盤解法」です。
この 「相対運動」 というのは、普段から陸地に足がついている一般の方々には、なかなか感覚的に理解して貰えないものの一つです。
広い洋上にある艦艇というのは陸地などの不動のものは基準にできませんので、動いている自分の艦を中心にして “他の艦船がどの様に動いて見えるか” ということが基本になります。
この 「相対運動」 というのを理解するためにもっとも手早く、かつ適当なものが 「運動盤解法」 です。
今回公開するSGはその基礎を習得するためのもので、様々な例が列挙されており、しかも例題も豊富に掲載されております。
一般の船舶では他船との衝突防止の判断くらいにしか利用しませんが、艦艇では様々なことに活用します。
ただ、これらについては今まで一般図書のみならず、海上自衛隊からも公開されたものはありませんので、ご来訪の一般の方々も是非一度じっくりお読みいただき、例題をご自分で解いてみられることをお勧めします。
とはいっても、もう半世紀も前の質の悪い藁半紙にガリ版刷りのもので、綺麗なものにするには大変な手間暇がかかりますので、整形と最小限のゴミ取りだけにとどめておりますが、それでも十分にお読みいただけるものと思います。
2023/10/30 (Mon) 18:24:56
まいど陸自のイベントと思ってたら「それなりの働き方改革」を実施、エプロン上に飛行隊や会計隊の隊列がなし、なので観閲行為がなくここには演説台と国旗を持った隊員が正面から見える初?の風景でした。
まあ準地元なので議員さんも顔がわかるけど自民の衆議院の先生がいないので参院の比例当選者が苦肉の策として登壇。でも2期8年間知事を務めた太田房江氏なのでそれはありか、ほかのところだと防衛政務か自衛隊員出身じゃないとあいさつもできないでしょう。
機体展示はほぼ地元ですが、お話に聞いていたUH-2が飛来「ー1」と違ってエンジン音も気持ち低音、見た目もなんかすっきりした印象です。
Re: エアフェスト八尾 - 桜と錨
2023/11/03 (Fri) 01:13:38
JANET さん、こん**は。
無職・無収入の貧乏暇無しで、その日暮らしは忙しいですね。
>まあ準地元なので議員さんも顔がわかるけど自民の衆議院の先生がいないので
私は現役の時に行事等で何度となく並ばされましたが、政治屋さん達の話などは一度としてまともに聞いていた覚えはありません。 それくらい意味のない無駄話ばかりで (^_^)
>UH-2が飛来
陸さんはいまだにこのシリーズを使っているのですねえ。 ということは、いまだに飛行中に機位が判らなくなると、高度を下げて鉄道の駅を探して、その標識を双眼鏡で見るんでしょうか (^_^)
今週のサイトの更新 - 桜と錨
2023/10/29 (Sun) 16:54:12
今週のサイトの更新として、 「現代戦講堂」 の 「資料展示室」 コーナー中で昭和48年度の幹部候補生1課程(防大卒)用に使用されたSGのページに 「気象」 「航空航法」 「勤務一般(航空)」 の3つを追加公開しました。
いずれもページ数が比較的多くは無いものですが、質の悪い藁半紙にガリ版刷りで、しかもガリ版原紙も元々の状態が良くないもので、整形と簡単なゴミ取りをしましたが、文字周りのゴミ取りなどは膨大な手間暇を要しますのでほとんど省いております。 それでもまあ何とかお読みいただけるのではと。
SG (スタディガイド) と言いますのは、以前も申し上げましたが講義におけるほんのアウトラインのみで、後は学生が講義を聞きながらこれに自分で書き込んでいくものです。
したがって、SGそのものには秘密事項は載っていません。 これもあって、今回の公開分も私が書き込んだものはそのほとんどを除去しております。
それにしても、まあ海上自衛隊といえども、これから幹部になろうかという候補生に対するものは、こんなものだったということです。
繋維機雷 - 中村信雄
2023/10/28 (Sat) 10:48:54
繋維機雷についてとても興味深く拝読しました。戦後、青函連絡船が繋維機雷に大変悩まされました。
現在、国鉄の歴史を書いていますが、繋維機雷の図を参考にさせていただきました。
Re: 繋維機雷 - 桜と錨
2023/10/28 (Sat) 19:18:31
中村信雄さん、ご連絡ありがとうございます。
国鉄の歴史、良いものができることを期待しております。
古写真 - キャプ専クック
2023/10/16 (Mon) 22:20:04
桜と錨さん こん××は
最近は世界のあちこちで緊張が高まっていますが、私は「紅旗征戎吾が事に非ず」を決め込んで趣味に勤しんでいます。
ところで半分私事のようなものですが、父の遺品を整理していましたら別添の写真(皇太子時代の昭和天皇)が出てきました。スキャンしているので大きく見えますが、実物は小型のプリントです。
セピア色になっていますがモアレもなく印刷物を複写したものではないようです。どう見ても御召艦上でのスナップにしか見えません。わからないのはなぜこれが我が家にあるのかということです。
父の兵役の履歴を見ると大正15年の皇太子の中国地方行啓の「供奉任務ニ服シ酒饌料御下賜」とあるので、この時のものかと思えるのですが、そもそも下士官ごときがこんな写真を貰えたものでしょうか?
何しろ『御真影』を遙拝していた時代ですからね。まあ素人のくだらない疑問とお笑いください。
Re: 古写真 - 桜と錨
2023/10/22 (Sun) 13:50:57
キャプ専クックさん、こん**は。
>そもそも下士官ごときがこんな写真を貰えた
海軍内では陛下のお写真も含めて公的、私的なものが結構色々あったようですね。 海軍兵学校では売店で売っていたくらいですから。
ご尊父様も大事にされていたんでしょうね。
Re: 古写真 - キャプ専クック
2023/10/24 (Tue) 16:22:29
桜と錨さん、こん**は
ご回答ありがとうございます。
なるほどそういうことであれば、父も供奉任務の記念に購入したんでしょうね。
田舎の我が家に残っているということは、きっと故郷の父(私の祖父)の元へ送ったからでしょう。
他のいろいろの写真や資料も私が処分しなければならないのが忍びないです(;_;)
Re: 古写真 - 桜と錨
2023/10/27 (Fri) 00:36:38
キャプ専クックさん、こん**は。
>他のいろいろの写真や資料も
貴殿ならそれらの価値は十分にお判りになるでしょうから、この写真も含めて良いものは是非保存して公開してください。
2023/10/17 (Tue) 00:45:08
週間予報では晴れでしたが九州近辺でできた低気圧が発達で雨風のひどい朝の始まり。骨の弱い傘は使い物にならずポンチョやコートが必要でした。
横須賀そのものは2年前でしたがベース内だと空母の特別公開以来、いまの空母は来日以来この日のみでいまだ一般公開がないとのこと、この日はお隣国に派遣中でした。
今回の一般公開は駆逐艦ヒギンズとくまの、あの折り紙おって作るかコンクリの型枠作ってトントンたたきながら流し込んだらきれいな表面できます。こんなのを幻の艦船建造本部長パパに見せても却下。とはいいませんか、見学は後甲板のみで新鋭とあって?ヘリ格納庫は撮影不可でした、中はハロウィーン仕様だけとなんかとってつけた感じまあそんなものでしょう
一方のヒキンズはそういうこともなく艦尾のほうで絶賛グッツ販売中、5千円の館長キャップ買って「円安ですね」と言いながら購入、こっちは人の列がないのにくまのには長蛇の列、それでも雨がやみだしたころから行列はひどくなったけど風雨にさらされたかいはあったと、もう一つ言えばグッツ販売あれば相当儲かったはず。隊員の皆さんは「熊野」と漢字表示のキャップをかぶってました
Re: ヨコスカフレンドシップデー - 桜と錨
2023/10/22 (Sun) 14:05:23
JANET さん、こん**は。
>見学は後甲板のみで新鋭とあって?ヘリ格納庫は撮影不可でした
恥ずかしくて見せられない、とか (^_^)
海自の「制服を着た能吏」達は自分達の出世のために失敗作を失敗とは決して言いませんね。
その良い例が 「はつゆき」 型で、こんな艦をこんな値段でという内局の官僚達への説明が先で、能力評価など後からのこじつけでした。 そんな艦を12隻も作ったうえで、「あさぎり」型、「むらさめ」型、「たかなみ」型とちょっとずつ手を入れたものを作り続けましたから。
FFMなど米海軍のLCS構想に乗った初めから役に立たない失敗作と判っているのに、です。
2023/10/23 (Mon) 18:33:26
昨年からか申込制となり?もらったメールをプリントしていったのですが、それには一目も触れず身体と荷物検査、身分証の確認のみで入場でした。風雨が強かったから、ともかくベース内の士官住居やテニスコート、マクドでも絶賛リニューアル工事中後者は計算違いでしたが、フードコートは中で食べる人しか入れないので長蛇の行列。皆さん昼以降から夜の花火大会のためにぞろぞろとやってきて場所取りをしてたけど残念。雨は止んだけど風力が強くうねりがあり花火の台船が揺れるということでキャンセル。朝の強風雨のなか屋台の準備してた人も無念でしょう。
来年以降、海自の横須賀行こうかな、じゅんぺいパパの血と汗と涙がしみ込んだ岸壁にそろそろ立ってみよう
今週のサイトの更新 - 桜と錨
2023/10/22 (Sun) 20:46:02
今週の本家サイトの更新は、久しぶりに私が実習幹部の時の昭和49年度(1974年)遠洋練習航海についてのお話し更新しまして、その11回目、西アフリカのコンゴのポアントノアールを出港し、アフリカ大陸南端の喜望峰を回ってインド洋に入り、マダガスカルの東の小さな島国モーリシャスのポートルイスに寄港した時のページを作成し公開いたしました。
http://navgunschl.sakura.ne.jp/omoi/omoi_002-4-11.html
http://navgunschl.sakura.ne.jp/omoi/omoi_002-4.html
添付写真は、仮泊地に向かう途中ポートルイスを遠くに望むところ
ポアントノアールからポートルイスへは15日間の航海ですので、モーリシャスは寄港地というよりは実質的な“補給地”でした。
そして通年通しての荒海で知られるアフリカ大陸南の海域は、意外にも極めて平穏で、ケープタウン南の有名なテーブル・マウンテンも遠望できました。
ただ遠すぎて私のカメラでは写真が撮れなかったのですが (^_^;
この写真の場所が知りたい - 御櫛田さん
2023/10/20 (Fri) 23:55:26
祖母の遺品から出て来ました。
撮影年月日等不明ですが、おそらく戦後、曽祖父が撮影したものかと思います。
祖母実家は熊本菊池にありました。
大まかに菊池ー人吉ー福岡といった感じで福岡で生活しておりました。
後の稜線などこちらのサイトにある資料を参考に、グーグルマップなど使い特定を試みましたが特定には至りませんでした。
特に理由は無いのですが、気になってしょうがないです。
どうか宜しくお願い致します。
Re: この写真の場所が知りたい - 桜と錨
2023/10/22 (Sun) 14:10:14
御櫛田さん、初めまして。
ご紹介のような写真、いつ、どこで撮られた(入手された)のか判りませんが、背景の特徴的な三角形の山からお探しいただけるのではと。
幹候校SG 「信号規則」 - 桜と錨
2023/10/15 (Sun) 15:03:55
本家サイトの今週の更新にて 「現代戦講堂」 の 「資料展示室」 コーナー中で昭和48年度の幹部候補生1課程(防大卒)用に使用されたSG一覧を手直ししましたので、「航海スタディガイド (コールサイン、信号規則) 」 を新たに公開しました。
表紙も入れて僅か20ページのものですが、使い古しといいますか、担当教官の手抜きといいますか、ガリ版原紙は古くてヨレヨレな上に前回の印刷の汚れなどもあって、“こんなものが幹部候補生に対するSGか”と言うようなものです。
従いまして、整形とゴミ取りに大変な時間を要しましたが、この程度で精一杯とご容赦をお願いいたします。
また、授業中に私が沢山書き込んだものはほとんど除去しておりますので、基本的に元のSGの内容そのままです。
とは言っても、この種のものが海上自衛隊自ら公表することは (今後とも) あり得ないと考えますが、内容的には一般の方々にとって関心があるものでしょうし、横須賀や呉などの総監部所在定係港や江田内などで海自艦船をご覧になる機会が多い方々にはご参考になるのではと思います。
1つのPDFファイルで公開しますが、例によって独り歩き防止のために、ページの上下にロゴを入れ、かつ印刷・加工は不可の設定としております。
もし印刷可能バージョンなどをご希望の研究者の方などがおられましたら、ご要望をお聞かせくだされは考慮いたします。